アメリカのフィールドトリップ(遠足)
子ども達がアメリカの学校に通い始めて驚いたのが、フィールドトリップ(遠足)の多さ。月1ペース~すごいときは1日2回!🤣
なぜこれだけ多いのかというと、日本では校外学習扱いのものも、学校から一歩でも出たらフィールドトリップとして扱われるため。
事前に学校から配布される許可証に、親と本人がサインしなければ行くことができません(うちの学校の場合)。
また、出かける時間も短くランチの時間までに戻ってくるものが大半。徒歩のものもあれば、スクールバスで市内のどこかへ、ということも。
行先は、だいたいこんなジャンル↓
- ミュージアム・ファーム系
- 史跡系
- 自然観察系
時に入園料が必要な施設もありますが、クラス内の寄付、その他助成金?で成り立っているので費用請求もナシ。
フィールドトリップの許可証には、大抵Chaperone(シャペロン)申し込みの欄があり、子どもグループの付き添いをすることができます(ボランティアに登録済みの人のみ)。
かと思えば、フィールドトリップ嫌い?の先生もいて一度もないクラスも💦同じ日に学校全体がどこかへ遠足、というよりはクラス・又は学年単位で行くことが多く、完全に先生の采配次第・・・😅
子ども達は、普段は乗れないスクールバスに乗れると大喜び✨特等席は運転手さんの後ろ(又は斜め後ろ)だそうです😆
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アメリカのスクールバス
我が家の子ども達はスクールバスに乗る機会はフィールドトリップ(遠足)くらいしかありませんが、スクールバスもなかなか奥が深い?ので、今回はスクールバスについてご紹介。
スクールバスは、ルートとバス停が決まっていて、朝と帰りの決められた時間に親がバス停まで送迎するのが基本ですが、何らかの原因でバス停に親がいなかった場合は、学校まで連れて帰られデイケアに送られる、というのは日本の幼稚園の送迎バスと一緒。バス利用の場合、バックパックにバス利用のタグをつける決まりになっています。
我が家の近くで見るスクールバスはだいたいこの2社↓
トーマス
https://thomasbuiltbuses.com/school-buses/
ブルーバード
https://www.blue-bird.com/buses/bus-finder
バスは懐かしいボンネット型から普通のタイプ、動力はプロパン、電気、ガソリン、ディーゼル、CNG車まで色々。ボンネット型は普通タイプに比べて揺れるらしい💦(子ども談)
通学のルートは複数あり(小・中・高を統括する地区の学区がとりまとめる)、天候や急な都合でたまに運休になることも。
車なしでスクールバスを検討する場合は、そのあたりも考慮も必要です。(その他イベント、ボランティア、個人面談など親だけで学校に行く機会もあり)
ドライバーは女性も多く活躍中。時々学区事務所から求人案内が来ますが、勤務時間が短いので、その分時給は良い感じ。カリフォルニア州のBライセンス(大型事業者系?)が必須で、経験者・救急救命系の資格があれば尚良し、というところでしょうか。
スクールバスは、子どもの乗降中は赤いSTOPサインが現れ、アメリカでは、このサインの出ている状態のスクールバスをドライバーが追い越すのは禁止。後ろで停止して待たなければなりません。バスによってSTOPのサインを持った人が降りて交通整理をしたり、ボタン一つでパタン!と車体からSTOPマークが飛び出るバスなどがあります。
またスクールバスは、すでに乗らなくなったであろう大人にもある程度需要があるよう😅で、スクールバスの改造車を運転したり、家に置いたりしている人(展示用??)もそこそこいます😆ノスタルジーに浸れるのかも??
近所では、ボンネットよりも普通のバスタイプが多めですが、Amazonなどでスクールバスを検索すると、大抵ボンネットのものが出てくるので、アメリカのスクールバスといえばボンネットタイプ、というのが共通したイメージのようです😉
ドイツ的トミカのsikuから出ているスクールバス。日本で一番手に入れやすく、値段もお手頃↓。
イギリス的トミカのMatchbox。結構いいお値段・・・😗↓
MATCHBOX SCHOOL BUS SCHOOL DISTRICT 2 #47
アメリカ的トミカ、Hot Wheels。こちらもいいお値段😗↓
Hot Wheels School Bus #72 All Blue Card All Basic Wheels
Hot WheelsがさらにMonster Jam(車高激高トラック?)に悪ノリ?しているスクールバスもあります🤣
モナークグローブサンクチュアリ
モントレーやカーメル、ペブルビーチなど有名どころに挟まれた静かな住宅街、パシフィックグローブ。
その中にある、渡り蝶として有名なモナークバタフライ(オオカバマダラ)の越冬地:モナークグローブサンクチュアリ(Monarch Grove Sanctuary)へ行ってきました。入園料無料✨
こんな感じ↓の蝶で、天気の良い日は青い空とオレンジ色のコントラストが美しく映える蝶です。
入口は、ん?ココで合ってる??というくらい細い路地。(近くにバタフライ・グローブ・インという小さなホテルがあります)
路地を抜けると、フォトスポットや案内版がいくつかあり・・・
モナークバタフライがどこから来て、どこへ移動するのか、生態系などについて書かれたパネル?がたくさんが置いてあります。
ピークは11月頃↓・・・となっていますが、地道に月イチペースで観察してきた結果は!!
9月下旬・・・ゼロ
10月下旬・・・3~5匹程度
11月下旬・・・2匹程度
12月旬・・・ゼロ
1月・・・ゼロ
と散々な結果に😭
どうやら年々数が激減しており地元でも危機感を感じ、保護活動や他の地域のモナークバタフライ越冬地のメンバーと対策会議を開いたりしているらしい。
子ども向けの本によると・・・
ピーク時の昔はこんな感じ↓で蝶が連なるように密集した姿が見られていたようです。
再びモナークバタフライが、この森にたくさん戻ってくることを願わずにはいられません😣
ちなみにこの森はユーカリの木があり、モナークバタフライはユーカリの毒を蓄えているため、捕食者はその毒で吐き出してしまう、とパシフィックグローブのミュージアムで知りました。
また、保護されているため蝶へのタッチは禁止です😉
最近ESLで教えてもらったのが”Social Butterfly”という言葉。非常に社交的な人を指す言葉で、良い意味でも悪い意味でも使われるようです😅
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ピナクルズ国立公園
長男の国立公園フリーパスを利用し、ピナクルズ国立公園(Pinacles National Park)へ行ってきました。
ピナクルズが国立公園に指定されたのは2013年で、今のところ一番新しい国立公園。
ピナクルズに入るには、西口・東口ゲートの2つ。(道路は繋がっていません)今回は、101号線ソレダッド側の西口から入りました。
道路にあるゲートは無人なので、ビジターセンターで入園料を支払います(我が家はフリーパスを見せてレシートをもらいました)。
一応下調べはしておいたのですが、念のため子供向けトレイルを聞いてみた結果がコチラ↓
Balconies Cave Trail(所要時間:1時間~1時間30分くらい)我が家はこちらのトレイルに挑戦。
もう一か所は西口ビジターセンターの裏から出発するPrewett Point Trail(所要時間30分から1時間)。
ピナクルズはカリフォルニアコンドルの住む場所としても有名で、High Peaksへ行くと、よく見えるそうです。
ちなみにカリフォルニアコンドルとよく似ているヒメコンドルの違い(見分け方)はコチラ↓(前の方が白いのがカリフォルニアコンドル)
公園内でそれらしき鳥を見たのですが、双眼鏡でも高度が高すぎてカリフォルニアコンドルかどうか判断できず・・・ 💦
ビジターセンターからさらにBalconies Cave Trail最寄りの駐車場へ向かいます。道幅が1車線で狭く、すれ違うのが難しい場所が結構ありました。10時過ぎに行った頃には駐車場(20台~25台くらい)が満車で、少し離れたところに停車。(・・・が、歩いていると空車発生!!タイミングの問題でした😱)
いよいよトレイルに入ります。大きな岩のトンネルやら小さな滝、地衣類を愛でながら歩きます。ほとんど人がいなく、国立公園貸し切り状態。
そびえたつ断崖絶壁。
よく見たらロッククライマー発見↓!(他の場所にも数人いました)
人があまりいなく、洞窟の入口すら分からなかったので逆ルートのBalconies Cliff Trailへ行ってみました。こんな感じの道を登っていきます↓
と、ここで問題発生!トレイルの頂上でランチを食べ終えたところで、崖怖い、洞窟怖い人😱&トイレに行きたい人🥶が現れ、無念にも引き返し、なんとも消化不良なトレイルに。ネットでは東口から入った人の体験談が多かったので、東口の方がメジャーなのかもしれません。
午後になると人も車も増えたので、帰りの一車線すれ違い💦などを考えると早めの行動がベターです👍ビジターセンターに寄り、お土産にマグネットを買って帰りました。帰り道、幸いにもひょっこり道路を横切るコヨーテに出会うことができました✨
ピナクルズ国立公園で分かったことまとめ
- 携帯の電波は入らないので地図&事前調査必須!(トイレの場所も要チェック)
- ペットは連れての入園はNG。
- レストランなどの類はないので、持参するのがベター。
- 洞窟は、ランタンやライト持参推奨。(スマホの灯りでは不十分らしい)双眼鏡もあると便利。
- 宿泊施設はなく、キャンプも出来ないので日帰りor近くに宿泊の必要あり。
- 見どころはカリフォルニアコンドル・洞窟探検(コウモリ)、湖、好きな人はロッククライミング?
- 夏はかなり気温が上がるので、ベストシーズンは冬~春(2月でしたがダウン1枚でOKでした。子ども達は暑い〜と半袖🤣)
入園料を考えると他の国立公園と比べて少し割高に感じますが、パスなどがあれば何度か行ってみて、秘密のお気に入りスポットを見つける楽しみ方もありそうです。フラっと観光に立ち寄る、というよりも本気トレイルのスポットでした(少なくとも西口ゲート側は😅)
アメリカの小学4年生限定、国立公園フリーチケット
アメリカの小学4年生だけが手に入れることが出来るという、ナショナルパーク(国立公園)のフリーチケット。(通常は入園料が車1台につき30~35ドルかかります。7日間有効、2020年2月現在)
長男が4年生になってすぐの頃に学校から配布され、ずっと出番を待ち続けていたチケット↓
今回めでたく日の目✨をみることになり、国立公園へ行ってきました!有効期間は4年生の9月1日~翌年8月31日まで。ビジターセンター(または国立公園入口のゲート)で↑の紙を見せると、カード↓に交換してもらえます。
一緒にナショナルパークについて知識を深めるためのリーフレット&鉛筆もいただきました👍
そして今回の主役、国立公園の入園料フリーのレシート✨↓
ありがとう、長男💕年齢を確認するものも必要かな?と念のためパスポートも持って行きましたが、今回は必要ありませんでした。支払い証明として(払ってないけど😅)このレシートを車のダッシュボードなど見えるところに置いておけばOK!
4年生がいなくても、3回行けば元が取れる年パスもあります↓
B13 地球の歩き方 アメリカの国立公園 2019~2020
4年生限定という設定が謎ですが、このスペシャル感が、行かなきゃ!という気分にさせてくれる特別チケットなのかもしれません😉
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アメリカのスーパーマーケット(後編)
前編に引き続き、今回はスーパー(カリフォルニア:セントラルコースト近辺)について紹介します。
色々まとめようと思ったのですが、合併やら分割で流動的だったのでざっくりと💦
Lucky カリフォルニアに198店舗、ネバダ州に9店舗。野菜がそこそこ新鮮でお手頃価格帯の大型スーパー。SaveMart系列。オレンジジュース生搾り機あり。
買い物袋💕右側の袋は、よーく見ると店舗名が書いてあります。ご近所店舗を探せ!
ラッキースーパーマーケットのトラックPETZ。
Target 1844店舗。店舗数が多く見知らぬ土地でもこの二重丸を見ると安心😆衣料、雑貨、トイなど大体のものがあり、平屋建てイオンのイメージ。どの店舗でも配置が同じなので商品が見つけやすい。食品コーナーは種類少なめ💦
Trader Joe's 294店舗。通称トレジョ。店舗は小さめですが、安くてオリジナル商品が充実。(逆に言うとよそのスーパーで売っているような定番商品は売っていない)試食や子ども連れで行くとシールをくれるキッズフレンドリーなお店👍私がよく行く店舗は、ある日突然ガラッとレイアウトが変わっていてビックリすることが多いです😅
Safeway 266店舗。珍しい南国フルーツや野菜もあり、お惣菜コーナーが充実している店舗と、そうでない店舗と差があり😅大きく書いてある値段は大抵会員価格なので注意。会員カードを作ってから買い物をすると安くなります。vonsやAndronico'sと同じ系列。日本では、サミットの前身となっていたスーパーのようです。
Whole Foods 北米とイギリス合わせて500店舗以上。全体的にハイクオリティでオーガニック系が多め。惣菜の種類が豊富。ピーナツバターやアーモンド生絞り機あり。
Grocery Outlet 最近急成長らしいアウトレットスーパー。320店舗。あまり見かけない珍しい商品があり、見かけたら即買いのスーパー✨
Walmart 5000店舗くらい。出口で商品チェックがあるので、買ったレシート必須。ここに来れば大体のものは売ってます😆
Costco(コスコ)544店舗。日本と同じ会員制。出口でレシートのチェックあり。大箱、セット売りが多いので持ち運びや収納などを考える必要があります😅
我が家の場合、大概のものはスーパーとドラッグストア(CVS、ライトエイド、ウォルグリーンなど)+アジアンスーパー+Amazonで何とかなってます!😆
I love supermarkets💕
アメリカのスーパーマーケット(前編)
今更💦ですが、アメリカのスーパーマーケット(ごく一部)を紹介します!
最初は色々戸惑いましたが、それでも慣れてくるから不思議なもの。
日本のスーパーと違うところは、
- 店員さんが袋詰めしてくれる(サッカー台は見たことない)
- 自分でベルトコンベアに商品を乗せる
ことくらい。
袋は大体有料なので、ショッピングバッグ持参。少量ならカゴ、大量ならカートというところは日本と同じですが、カートの中にカゴは入れなくてOK。そのまま商品を入れていきます。
値札の見方は
LB・・・1ポンド(約450g)あたりの価格(対面ショーケースの中のものを買うときの単位はポンド、または個数で伝えます)
each(またはEA)・・・1つの価格
Buy1Get1Free・・・1つ買ったら1つ無料(1つ買ったら2個目は半額、というのもあり)
その他、お店によってメンバー(クラブ)価格が大きく表示されていて、会員でない人が買うと高い、という場合もあるので値札に注意😱
会計の流れ
他の人と会計を区切るバーをベルトコンベアに置く(こんなの↓)
商品を乗せる(あればショッピングバッグも。トレーダージョーズやコストコみたいにカートのまま会計してくれるスーパーもあり)
重たいものは、ベルトコンベアに載せなくてもレジのバーコードを読ませたり、バーコードリーダーを伸ばしてスキャンしてくれたりします。
ポイントカードなどがあれば、ポイントカードをスキャンさせるか、登録してある電話番号を入力する。
お会計現金かカードで支払い。
店員さんとの英会話集
Do you need a bag?
→バッグが必要ならYes,please. 必要ないならNo,thanks.
How are you?またはHow are you doing?
スーパーでの買い物で、私の体感では98%くらいの確率で言われるのがコレ。私はGood!How are you?と条件反射的に返しています😅
ID please.
お酒を買うときに言われるのでパスポートか免許証など年齢確認が出来るものを用意。
Have a good day!と言われたら、You too!とこちらも条件反射😅
おしゃべり好きな店員さんはさらにDo you have a plan?(週末だったからか・・??)とガンガン質問が来ることも。不用意すぎて、なっ、なっしんぐ・・・と言ったら”ハァ~”と首を横に振りため息をつかれ、だったら最初から聞くなー!!と憤慨した思い出も😌
お店によっては、カード会計時にサインが必要な端末もあります。横に置いてあるペンで端末上へサイン。
レシートをもらって終了です。(レシートがいるか聞いてくる場合もあり。いらなければ断わってOK。スーパーによっては出口でレシートチェックがあるところも)
セルフレジ
店員さんとの会話が苦手な人には、セルフレジという手もあります。
自分でバーコードをスキャンして、袋に詰めますが
など制約もあり、スキャンスピードが速すぎると読みこめずにエラーになり、結局店員さん呼び出しになったり私はイマイチうまく使いこなせてない💦ので、品数少ない&計量がないなどの時のみ使っています😅
Fast lane(Express lane)
お店によっては、商品の数が少ない(だいたい15アイテムくらい)人用のレジがある場合もあり。
スーパーでは、品出しの人もレジの人もスタバなどドリンク類を飲みながら仕事をしていて、救急救命士や消防士も普通に救急車や消防車で買い物に来ているのを見るとアメリカの寛容性を感じずにはいられない・・・😌
アメリカのスーパーあるある
- 既に賞味期限が切れている
- ジュースやビールの6缶パックが5缶しかないことがある!
- バナナは必要な分だけ房から取って買える
- 色々な国の食材が揃っている
- 冷凍食品コーナーが充実!
- 一つの商品(オレオや)のバリエーションは多いが、全体の種類は少なめ
- 牛乳など乳製品はスーパー毎にメーカー固定商品が多い
後編に続きます!
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